僻地の片隅で。

内陸寿命1年2ヶ月、、、、

7年ぶりに読む、『世界一やさしい問題解決の授業』/ 0限目

こんにちは。

 

陸のマグロです。

 

僕がこのアフリカの地にわざわざ持ってきた本があります。それがこの本。

世界一やさしい問題解決の授業。

著者はマッキンゼー出身。そこで学んだ考え抜く思考法をかなり分かりやすく説明をしてくれている本です。

僕は今後ビジネスという負け戦はしないと決めましたが、基本的な考え方は知っておいて損はないと思い7年ぶりにこの本を開きました。

なぜ捨てずに7年間も保管していたかというと、第一に全く読んでいないというのと、この本は読んで理解しなければいけないという謎の使命感からです。w

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7年前の汚れ、傷がどっぷりついています。

 

僕はこの『世界一やさしい問題解決の授業』の本を2011年に大学の先生からではなく、大学の事務人からこれをとりあえず買ってみたら?と勧められて購入に至りました。

 

その方は、夜はDJをし、昼は大学の事務をしていると言っていました。

 

こんな生き方もありなんや!と僕の固い頭を柔らかくしてくれた第一人者です。

高校卒業したての僕は、その人にアメリカに行きたいんです。と10代の僕に親身に相談に乗ってくれたのを今でも覚えています。

また、その人に『人に説明するのが下手なんですけど、どうしたらいいですか?』相談したところ、この本を買いなさい。

『うまく説明をできなくてもいい、直球のど真ん中ストレート160キロの核心をついた考えを伝えられるようになったらいいよ』と謎の助言を頂いたのを7年前ですが、覚えています。

 

その言葉は10代の僕にはすごく心地のいい言葉でした。

 

うまく説明できなくてもいい、口下手でも、言葉数が少なくてもいい。自分の頭で考え抜いて核心をつくことを言えば誰にでも伝わる。

勝手な解釈ですが、自分はそういう風に理解しました。

 

そして僕は下記のことを毎日ノートに書き綴りました。

  1. ポイントと思ったとコト、
  2. 自分ならこうする、なるほど!と思ったコト
  3. 自分にあてはめて、同じシチュエーションならどうしただろう。

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7年前に書き残した遺言

この3つを意識して、まずは毎日ノートを作っていけば、一年後には考え抜ける人間になれる。と事務の恩師に言われ、僕は1週間くらいノートを作り続けました。

 

そのノートの内容は、今思うと小学生が書いた作文みたいなものにもかかわらず、ここをもっとこうしたらいいなどの、アドバイスを毎日頂いていました。

 

何度も言いますが、この人は大学の先生でも、教育者でもなく普通の事務の人です。

 

おそらく、大学で血の通った会話をしてくれたのはこの人ぐらいかな。

本気で自分のことを考えてくれているんだと、そう思えました。

 

ただ、これを始め2週間後、毎日通っていた事務室にいくとそのDJ職員の人はもういませんでした。

 

身内の不幸とかで辞められたとのこと。

 

僕はその人に感謝を言いたくて、他の職員の人に住所、電話番号、アドレスを聞いても個人情報だから教えれないの一点張り。

 

なぜ普段話している時に聞かなかったのかと、自分を恨みました。

 

それから7年間、僕は『世界一やさしい問題解決の授業』の本を読まずに今に至ります。

 

だから今更ではありますが、読んで深く理解し今後の活動に少しでも活かせればと思っています。

 

0限目 終